配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2020年10月(その2)

 皆さんこんばんは。はりきちです。10月の高配当利回り国内株式ポートフォリオについて見ていきます。(その1:外国株式についてはこちら

  • 10月の取引状況
  • 国内株式ポートフォリオ

1.10月の取引状況

 今月は銘柄の入れ替えを行いました。配当がなく含み損を抱えていた下記の銘柄を処分しました。実現損はおよそ21万円になります。高い勉強代です。これらの売却で得た資金約15万円、11万円はすでに外国株の買い付けに当てています。残り4万円は検討中です。

  • CYBER DYNE (7779), 電機・精密 : 100枚
  • ソレイジアファーマ (4597), 医薬品 : 600枚

一方、下記の銘柄を29,422円投じて買い付けました。この中でも電源開発は、すでに紹介した通り、我が国最大の再生可能エネルギーである水力発電の保有割合が多いです。さらに現在は配当利回りが高いので、注目しています。

  • 日本たばこ産業(2914), 食品:3株
  • 三菱商事(8058),商社・卸売:2株
  • オリックス(8591):3株
  • 日本電信電話(9432),情報通信サービス・その他:4株
  • 電源開発(9513), 電気・ガス:4株

2.国内株式ポートフォリオ

 CYBER DYNEとソレイジア2銘柄を売却したことで、電機・精密セクターと、医薬品セクターは減少しました。その他の変化はあまりありません。

図1 国内株式ポートフォリオに占める各セクターの割合。分類名はREITを除きTOPIX17に従う.
図2 国内株式ポートフォリオに占める各銘柄の割合。

 配当のシェアは次の通りです。資産シェアと同じくソフトバンク、日本たばこ産業、電源開発、三菱電機の4銘柄でシェアの約半分となっています。

図3 国内株式ポートフォリオに占める各セクターの割合。
図4 国内株式ポートフォリオの配当に占める各銘柄の割合。

 保有株式一覧を載せます。2銘柄の売却、またその後の買い付けが少なかったこともあり、資産額としては約220 211万円に減少しました。一方、配当については年間受け取りが約11.3万円、利回りは税引き前で5.36%と外国株を上回っています。

表1 国内株式ポートフォリオ。上から年間配当合計の多い順に並べた。※12月訂正

3.まとめ

 外国株式と国内株式を合わせると、以下になります。銘柄の入れ替えを行ったことによって、配当利回りが改善しました。しかし、円高と株価下落によって資産としては減少の傾向です。

  • 残高:363万円 (ドル円104.67)
  • 年間配当:15万円(税引き後、国内課税分のみ)
  • 配当利回り(税引き後、国内課税分のみ):4.1%

 年間配当としては15万円と、長期投資を続けるための目標の立て方についてでいうところの年間の通信費と消耗品をカバーするレベル2が視野に入ります。これには残り2万円増やす必要がありますが、これは現在の配当利回りで計算すれば 2/0.041 = 48.8万円、ポートフォリオに対応した株を買い付けすれば達成できます。コツコツと増やします。