こんにちわ。はりきちです。3月も引き続き米国10年債の利回りが1.4%台から1.6%台へ上昇、さらに株価を先導していたハイテク株が下落、オールドエコノミー関連、いわゆるバリュー株式が入れ替わりに上昇する月でした。はりきちはハイテク株をそこまでポートフォリオに組み込んでいなかったので、今のところはほくほくです。
3月の取引状況
今月は1名柄の追加買い付けと、ポートフォリオの整理に伴う銘柄入れ替えを実施しました。
[新規買い付け銘柄]- 中国平安保険, 601318 (Finances):100枚
- アリババ, BABA (Retail/WholeSale) :1枚
- デュークエナジー, DUK (Utilities) :3枚
- インテル, INTC (Computer and Technology):16枚
- ブリティッシュアメリカンタバコ, BTI (Consumer Staples):6枚
- 中通快递, ZTO (Transportation):8枚
- エクセロン, EXC (Utilities):7枚、DUKと入れ替え
- ヒューレットパッカードエンタープライズ, HPE (Computer and Technology):50枚、ダブルバガーとなり利確しINTCと入れ替え
- 香港上海銀行, HSBC (Finances):20枚、平安保険へ充当
- アルトリア, MO (Consumer Staples):5枚、BTIと入れ替え
中国平安保険は、高い成長性とフィンテック関連銘柄であります。さらにHSBCの筆頭株主でありますから、この銘柄を保有しておけば間接的にHSBCを保有していることになります。
中通快递(ZTO)は中国最大の宅配業者であり、アリババも出資しています。上記と同様にアリババを保有していれば中通快递へ間接的に出資することになりますので、アリババと入れ替えました。
インテルINTCですが、新CEOのGelsinger氏が2兆円を投じて米国内アリゾナに工場を建てることを表明、ファウンドリーへ参入することが明らかになりました。また、垂直統合型製造モデル・IDM 2.0の3つのポイントを示しています。
- 自社製品のほとんどを自社製造する → 戦略物資を自国で賄う米国の国家戦略に一致
- 社外のファウンドリーも活用 → TSM、サムスン、GlobalFoundries、UMCなど
- 世界クラスのファウンドリーを目指す → 上記の企業と競争
はりきちは1の方向性と現在のインテル株のPERの低水準から、買い増しを検討することにしました。
外国株式・日本株式ポートフォリオ(資産割合)
先月に引き続き、今月も外国株式のみの取引でした。INTCが買い付けによってポートフォリオの7%とかなり大きな割合を占めるようになりました。また、銘柄数を削減し、30銘柄(除く中国市場株式)になっています。
日本株式については銘柄数に変化なしです。純粋に市場の株価変動を反映した結果になります。セクターについては電気・ガスが電力銘柄の上昇により、割合が30%となっています。
外国株式・日本株式ポートフォリオ(配当割合)
外国株式としてはブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)、AT&T(T)、バンクオブノバスコシア(BNS)がトップ3(年間29000円の配当)を維持、国内株式は電源開発、日本たばこ産業、ソフトバンクがトップ3(年間58400円の配当)を維持しています。消費財、通信、電力といった安定銘柄により、安定的な配当を享受できます。
まとめ
今月は株式の上昇が続き、買い付けを多く行っていないにもかかわらず株式資産の増加になり、600万円を突破しました。しかし、これは株価の高止まりとなりますから、安く買い付けるのが難しい局面です。引き続き慎重な判断をしていきたいです。
- 残高:620.3万円(ドル円109.61円、人民元円16.76円で換算)
- 予定年間受け取り配当:19.3万円(税引き後、国内課税分のみ計算)
- 配当利回り:3.1%(税引き後、国内課税分のみ)