こんにちわ。はりきちです。この間まで春の陽気だったのになと感慨にふけっている間に5月もあっという間に過ぎ去りました。暑くなってきたので新しいエアコンを買うなど色々と出費が嵩んできましたが、今月も株に資金投入しています。季節が夏に移りゆく中で、今年も電力不足の状況になりつつあることがニュースにもなってきました。今月ははりきち保有の電源開発を見てみます。
電源開発はニュースで石炭火力を多く保有しており叩かれています。しかし、前回の記事でも紹介しましたが、それは誤解です。実は約半分が再生可能エネルギーであり、最も脱炭素している電力会社と言えるでしょう(図1)。18GWもの設備出力を誇り、その多くは太陽光発電と比較して安定的な出力を得られる、風力発電と水力発電で構成されています。国内シェアは共に2位(ちなみに風力の1位は九州電力、水力の1位は東京電力:新電力ネットのデータ)となります。日本各地に電源を分散しています。もともと戦後の国内電力不足を解消するため、1952年7月に「電源開発促進法」により発足した会社ですから、散らばっているのは当たり前なんですけどね。株価は5月末現在で1500円台と下がり気味ですが、安くなったところで買い増しを継続していきます。
5月の取引状況
株価が高止まりする中、粛々と買い付けを実施しました。
[買い付け銘柄]- インテル, INTC (Computer and Technology):4枚
- アリババ, BABA (Computer and Technology):2枚
- 電源開発, 9513 (電気・ガス):17枚
- 日本たばこ産業, 2914(食品):2枚
- ENEOS, 5030(エネルギー資源):4枚
上記の中でもアリババは決算が赤字転落したことを受けて株価が急落しましたが、これは中国当局からの罰金約3000億円によるもので、一時的なものです。ここは拾うべきと考えて摘みました。
[売却銘柄]なし
外国株式・日本株式ポートフォリオ(資産割合)
資産割合の報告です。外国株です。上位セクターは先月と変わりませんが、買い付けを全く実施していないFinancesの割合がわずかに増加しています。米国の債権利回り上昇を受けた金融関連銘柄(BNS、CM)の上昇が寄与したものと考えています。利上げがじわじわと進むようであれば、株価全体への影響もありそうなので、注視したいところですね。
日本株ではセクターの割合は大きく変わらず。個別としては、株価の下落した電源開発の割合がわずか下がったのみです。
外国株式・日本株式ポートフォリオ(配当割合)
続いて配当です。外国株のトップ3はブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)、AT&T(T)、バンクオブノバスコシア(BNS)です。グラクソスミスクライン(GSK)は配当が減少しています。日本株は電源開発、日本たばこ産業、ソフトバンクがトップ3で変わらず。受け取り配当は買い付けとGSK減配で全体としては微増で着地。
まとめ
世界的にもコロナウィルスのワクチン摂取が進み、早くもアフターコロナの正常化が意識される局面となってきました。米国の利上げの観測も出ているようで、相場にも影響が出てきそうです。これまで通り、コツコツと配当積み上げと急落時の機動的な資金供給を準備します。
- 残高:630万円(ドル円109.86、人民元円17.24で換算)
- 予定年間受け取り配当:20.1万円(税引き後、国内課税分のみ)
- 配当利回り:3.19% (税引き後、国内課税分のみ)