配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2023年7月(外国株・日本株)

 こんにちわ。はりきちです。S&P500は4600ポイント付近から連続で下落しました。相場の潮目が変わったとみます。米国債10年金利と2年金利の差がマイナスとなり、これは前回の記事でも書いたとおり、0近傍になったのは2000年(ドットコムバブル崩壊)と2007年(ベアスターンズ破綻)の頃です。崩落は近いとみます。

株式資産推移

 先月と比べて微増、コツコツと増やしています。増加分は電源開発、中国平安保険、日本ハムの上昇によるものが大きいです。

7月の取引状況

 AT&Tの鉛入りケーブル問題で影響度が不明だったことと、銘柄数削減の検討から、同銘柄を全売却、その他の保有銘柄へ振り向けました。

  • [買い付け銘柄] +JPY 378,762
    • British American Tobacco, BTI (Consumer staples):20
    • Ennis, EBF(Industrial products):40
    • Viatris, VTRS(Medical):80
    • 中国銀行, 03988 (Finance):2000
  • [売却銘柄] -JPY416,192
    • AT&T, T(Computer and Technology): 219
  • 信用売建 -JPY 555,538
    • S&P500 為替ヘッジ有り, 2634:2000 

 信用売建は9月の返済まで持ち越します。

ポートフォリオの中身

 引き続き防御&配当重視としていますが、S&P500も崩れ始めたので、銘柄の選択と集中を検討しています。

まとめ

 相場の動きが怪しくなってきたので、さらに防御的にシフトしていきたいところです。

  • 残高:965万円(ドル円141.16、人民元円19.77、香港ドル円18.15で換算)
  • 予定年間受け取り配当:35.4万円(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
  • 配当利回り:3.66%(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)

おまけ:バブルを計測する方法

 Why stock market crash?という本に載っているLPPLSモデル(対数周期べき乗則特異点モデル)で遊んでみました。図はSPYの対数価格ln(p)とBubble indicator はバブルの起こりやすさ(赤:上方向、緑:下方向)を表しています。7月にかかるとバブルと判定されている様子が確認できます。8月に入ってSPYは下落しているため、目安になりそうです。今後はこれを参考に売却時期を測ることにします。