こんにちわ。はりきちです。日経平均は今日も好調、これはバブルになるかどうか気になりますね。日本株についてもモデルを使って観察してみます。
LPPLSモデルはバブルの価格の動きが下記のように構成されているとしたものです。
- 価格の指数関数的上昇・・・価格の上昇による更なる上昇を呼ぶフィードバック、投資家が株に群がる過程
- 価格の三角関数的振動・・・本質的価値への回帰の過程
- 参考書籍: Why stock markets crash?
その時の価格変動がバブルの傾向であるか否かを判定することで、不必要な株の買い付けを防止、または下落からのヘッジ、覚悟をすることができます。
TOPIXのバブル動向
LPPLSで計算した結果を掲示してみます。使ったデータは以下の通りです。
12月29日時点の価格を元にしています。1ヶ月以内にIndicatorが反応したセクターを挙げてみます。p-バブルは株価急騰、n-バブルは株価急落の可能性があります。
- TOPIX, 1306.T:positive bubble indicatorが発現
- p-バブル業種
- 電機・精密, 1625.T
- 情報・サービス他, 1626.T
- 金融, 1632.T
- 不動産, 1633.T
- n-バブル業種
- 自動車・輸送機械, 1622.T
- 何もなし
- 食品, 1617.T
- エネルギー資源, 1618.T
- 建設・資材, 1619.T
- 素材・化学, 1620.T
- 医薬品, 1621.T
- 鉄鋼・非鉄, 1623.T
- 機械, 1624.T
- 電力・ガス, 1627.T
- 商社・卸売業, 1629.T
- 小売, 1630.T
- 銀行, 1631.T
17業種のうち、4つがp-バブルの傾向があります。