配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2021年1月(その1:外国株式)

 こんにちわ。はりきちです。今年最初の株式取引状況&ポートフォリオの更新です。今月は米国では大統領の交代に伴う政権の以降や、ロビンフッターとヘッジファンドの仁義なき戦いがあったりと、政治でも経済でもイベントが盛り沢山でした。今年も波乱の一年になりそうです。

  • 1月の取引状況
  • 外国株式ポートフォリオ

1月の取引状況

 外国株は、先月とほぼ同じ銘柄の買い付けを行いました。このうちGSKは、FCOにてファンダメンタルズが良好ではあるが、ネガティブバブル=値下がりの傾向にあると判定された銘柄の1つであります(今月のバブル報告の記事をどうぞ)。さらに5%超の高い配当利回りが期待できますので、安くなっているうちに拾っておきました。

  • 中通快递, ZTO (Transportation):3枚
  • シスコ・システムズ, CSCO (Computer and Technology):3枚
  • ブリティッシュ・アメリカンタバコ, BTI (Consumer Staples):7枚
  • グラクソ・スミスクライン, GSK (Medical):3枚

また、チャイナモバイル, CHL (Computer and Technology):8枚を売却しました。これは中国共産党の私兵である人民解放軍との関係が疑われていることから米国で制裁対象となった物の1つです。含み損がありましたが、取引停止になる前に処分することにしました。

 これで浮いた資金をどこかに投じたいところではありますが、今月初めから株価が上昇している局面ではありますので、まだ少しだけ様子見です。Fear and Greed indexは35となり市場が恐怖側に傾きつつあります。株価が下がる局面=積極的に買いに回りたい時期は近いのかもしれません。

図1 Fear and Greed INDEX https://money.cnn.com/data/fear-and-greed/ より引用

外国株式ポートフォリオ

 1月の各銘柄のポートフォリオをグラフ化します。今月も投じた金額が少なく、各銘柄の相対的な金額も小さいため、銘柄自体の割合・配当の割合共に先月とあまり変わりありません。配当の主力は相変わらず、Computer and Technology、Finances、Utilitiesです。

図2 各セクターの外国株式ポートフォリオに占める割合。セクターはmacrotrendsの分類を採用。
図3 年間の受け取り配当の各セクターのシェア。Computer and Technology,Finances及びUtilitiesで約6割となる。

 銘柄別では、今月買い付けを行ったブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の年間受け取り配当(予定)額が、$100を突破しました。この銘柄はコロナショック後でも安定して高配当利回りをキープできているので、安心して資金を投じることができますね。

図4 各銘柄の外国株式ポートフォリオに占める割合。%値の大きいものから時計回りに配置。
図5 年間の受け取り配当の各銘柄のシェア。
表1 保有銘柄一覧

 中国株はADRの中通快递, ZTOのみ増やしています。中国平安保険は価格が下落しています。相場全体が下落局面となった時点で、まとまった金額を投じたいですね。

表2 保有銘柄一覧(中国株)

まとめ

 今年も波乱の相場となりそうな予感がします。慌てず騒がず、銘柄の見極めをして淡々と拾っていきます。その2では国内株について書きます。