こんにちわ。はりきちです。日本では新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言が再び発出され、つまらない日々がまた戻ってきそうですね。経済の回復に冷や水を浴びせることにならなければいいのですが。それはそれとして今月も張り切って振り返ります。4月は月末にいくつかの米国企業で決算発表がありましたが、Kraft Heinzを取り上げてみます。
クラフトハインツ(Kraft Heinz)は米国の食品メーカーであり、上記の図のように各種のブランドがあります。Kraftはチーズ、Heinzはケチャップで目にすることがありますね。この会社はここ数年業績低迷していたのですが、バフェット氏率いるバークシャーハサウェイが救済に乗り出し、再建中でした。直近で発表された第一四半期決算を見ると、(コロナからのリバウンドとはいえ、)回復の兆しにあります。どこかのタイミングで買い増しを検討します。
- 売り上げ ・・・6,394百万ドル 前年比3.8%増
- 粗利益 ・・・2,201百万ドル 前年比18.4%増
- 純利益・・・ 568百万ドル 前年比49%増
- EPS ・・・ 0.46ドル 前年比48.3%増
- PER ・・・ 93.84 (NASDAQのデータから)
- PBR ・・・ 1.0
- 流動比 ・・・ 1.74 (前年同期 1.34)
- 自己資本比率・・・51.1%
4月の取引状況
株が高い高いと言いつつも、配当総額は積み上げていく方針ですので、高配当利回り株をいくつか買い、一つ売却しました。
[買い付け銘柄]- グラクソ・スミスクライン, GSK (Medical):9枚
- ベライゾン, VZ (Computer and Technology):6枚
- ブリティッシュアメリカンタバコ, BTI (Consumer Staples):5枚
- インテル, INTC (Computer and Technology):1枚
- 大阪瓦斯, 9532(電気・ガス):8枚
- 日本たばこ産業, 2914(食品):9枚
- ENEOS, 5020(エネルギー資源):1枚
- コティ, COTY (Consumer Staples):10枚
COTYは単純に興味が無くなったのと、回復が遅いことから見切りました。売却分はインテルの買い増しに使用しました。日本たばこ産業は、減配していて株価が低迷していましたが、値上げ分の業績に与える影響が回復に寄与すると考えていたので、引き続き増やしました。
外国株式・日本株式ポートフォリオ(資産割合)
例によって資産状況を確認します。セクターとしては先月と比べても特に変わりなし、です。Medicalが若干増えているくらいです。個別株はBTIの割合がじわじわと増えました。低いPER、高い配当利回りなので、インカムゲイン増大のためにこれからも増やしていきたいところです。
日本株ですが、どうやら先月が株価ピークだったようで、金額は減少してしまいました。リートは底堅いですね。この局面は逆にいえば日本株の買い場が再び現れつつあるということですから、コツコツと買い付けていきたいところですね。
外国株式・日本株式ポートフォリオ(配当割合)
さて、配当のコーナーです。外国株式のトップ3:ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)、AT&T(T)、グラクソスミスクライン(GSK、買い付けで増加)で約33,800円の年間配当(税引き前)です。新規買い付けと増配のでじわりと増えます。国内株式は電源開発、日本たばこ産業、ソフトバンクがトップ3、約59,600円の年間配当(税引き前)です。
まとめ
株価の上昇が一服、下がり局面に見えなくもない状況です。ここでビビらずに果敢に買い付けを行い、一気に下がるようなら行動したいところです。定期的買い付けと機動的な余剰資金投入、慎重かつ大胆にいきます。
- 残高:610万円(ドル円109.26円、人民元円16.88円で換算)
- 予定年間受け取り配当:20.0万円(税引き後、国内課税分のみ)
- 配当利回り:3.28% (税引き後、国内課税分のみ)