配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2021年10月(外国株・日本株):RDS.B:シェルの決算ミス

 

 RDS.B:シェルは2021Q3の結果を発表しましたが、ガルフオブメキシコのハリケーンの影響があり、結果としては-447百万$と赤字になりました。この発表で株価としては比較的影響を受けているようで、3%ダウンしていますね。四半期決算書の中身を確認してみると、価格上昇で営業CFも増加していること、さらにシェルの特徴である堅牢な財務状態は変わっていません。配当も維持するということで、今後も保有継続して買い付けをしていきます。

図1 CO2ネットゼロへ向けたコラボレーション。

また、シェルは脱炭素化と水素活用で多数の企業とコラボレーションしています。日本からは伊藤忠商事と三菱商事が参加しており、今後の展開が気になりますね。豊富な資金を使って開発が進められていくことと予想しています。

10月の取引状況

 10月は、売却した銘柄PPLとBPをいくつかの銘柄と交換しています。当初は公共株関連に変えようかと考えていましたが、公共株の中で現時点で増やしたい銘柄もないので、他のセクターの保有銘柄を増やしています。BTIは8%超えの配当利回り、この銘柄はADRなのでNISAと組み合わせることで課税されることなく配当を受け取れます。また、国内株で少し買い付けしています。

[買い付け銘柄]
  • ブリティッシュアメリカンタバコ, BTI (Consumer Staples):16枚
  • インテル, INTC (Computer and Technology):12枚
  • 大阪瓦斯, 9532 (電気・ガス):1枚
  • 西川ゴム工業, 5161 (自動車・輸送機)
[売却銘柄]
  • なし

外国株式・日本株式ポートフォリオ(資産割合)

 BTIの買付け継続によって、Consumer Staplesの割合が少しずつ上昇です。INTCのスポット買いにより、同銘柄は外国株式の中では3番目の割合になりました。

図2 各セクターの外国株式ポートフォリオに占める割合。セクターはmacrotrendsの分類を採用。
図3 各銘柄の外国株式ポートフォリオに占める割合。%値の大きいものから時計回りに配置。
図4 国内株式ポートフォリオに占める各セクターの割合。分類名はREITを除きTOPIX17に従う。
図5  ポートフォリオ(国内株式)の資産に占める各銘柄の割合。

外国株式・日本株式ポートフォリオ(配当割合)

 配当でもBTIが貢献しています。外国株式から得られる配当の4分の1以上を占める主力です。最近は株価が低迷している状況が続いているので、この機会に集中的に買い付けをしていきます。目標は同銘柄からの配当収入年間12万円です。

図7 年間の受け取り配当の各銘柄のシェア(外国株式)。
図6  年間の受け取り配当の各セクターのシェア(外国株式)。

 国内株では、日本たばこ産業が年間配当130円→140円と三菱電機が中間配当10円→14円が中間配当を引き上げています。両銘柄とも安定した経営で、底堅いです。多少の同様では売る気はありません。表では編集が追いつかなかったので、次回に反映します。

図8 国内株式ポートフォリオの配当に占める各セクターの割合。
図9 国内株式ポートフォリオの配当に占める各銘柄の割合。

まとめ

  • 残高:674.3万円(ドル円113.94、人民元円17.76で換算)今年分の目標達成済み、今月以降はNISA枠が埋まるまで資金注入する
  • 予定年間受け取り配当:23.1万円(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
  • 配当利回り:3.42%(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
表1 保有銘柄一覧(外国株式)
表2 保有株式(国内株式)
表3 保有株式(中国上海A株式)