ウォーレン・バフェットが日本株に注目しているとの情報や、米国の債務上限問題が落ち着き、日米の株式市場としては堅調な状態が続いているようです。このような相場で、今月はさらに防御を固めるためにポートフォリオの変更を実施しました。
株式資産推移
大幅にポートフォリオ変更・買い付けを実施しましたが、米国株、中国株の下落を受けて金額は先月とトントンと言ったところです。NVDAのようにChatGPTの進展からAI関連の銘柄に資金が集まっていますが、バリュー系は苦しいですね。日本株はどんどん伸びていますね。ポートフォリオも少し日本株へ重心を移しています。
配当に関しては、株価が下落中でありますが、BTIを筆頭に高配当利回りの銘柄に資金を移しました。
5月の取引状況
シクリカル系の銘柄、特にオイルメジャーや肥料メジャーは全売却し、消費嗜好品、食品、ネットネット株などへ資金を移しています。
- [買い付け銘柄] +JPY 995,863
- British American Tobacco, BTI (Consumer staples):55
- AT&T, T(Computer and Technology):45
- Kraft Heinz, KHC(Consumer staples):25
- Ennis, EBF(Industrial products):25
- 日本テレビ, 9404(Computer and Technology) :100
- 岡山製紙, 3892(Basic materials) : 200
- コスモス薬品, 3349(Retail/Wholesale):1
- 中国銀行(バンクオブチャイナ), 03988,(Finances) :2000
- [売却銘柄] -JPY799,751
- 三菱商事, (Multi-Sector Conglomerates):10
- 西川ゴム, (Auto/Tires/Trucks):30
- Shell, SHEL(Oils/Energy):36
- Equinor, EQNR(Oils/Energy):20
- Nutrien, NTR(Basic materials):16
- Intel, INTC(Computer and Technology):51
- 信用売建 -JPY 238,896
- S&P500 為替ヘッジ有り, 2634:2000
信用売建はS&P500を空売りしていますが、今のところ裏目に出ています。
ポートフォリオの中身
まとめ
端株を除いて銘柄数を少しずつ絞ってきていますが、引き続き検討して20程度には減らしていきたいです。
- 残高:918万円(ドル円139.92、人民元円19.65、香港ドル円17.81で換算)
- 予定年間受け取り配当:33.6万円(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
- 配当利回り:3.66%(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
おまけ
FCOの米国債10年−2年金利差と高利回り債オプション調整後の相図です。引き続き、米国債の金利差の2年平均は0へじわじわと近づき、また高利回り債の利回りは上昇。まだ時間がかかりそうですが、何かしらのショックがあれば点は一気にグラフの右へ移動しそうですね。今後も観察を継続します。