ロシアの内戦についての分析

 こんにちわ。はりきちです。今回は昨日発生したロシアの内戦について自分の考えをまとめました。内戦はプリゴジンとルカシェンコの協議によって終了しました。https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-prigozhin-withdraw-idJPKBN2YA0I5

ワグネルの作戦は何だったのか

結論: プーチンによる内部の反乱分子の炙り出し作戦、つまるところ茶番である。
ポイントは以下です。

  • キエフは、ロシアを攻める絶好の機会なのに国際社会の注目を逸らされたとかいうお気持ちの表明しかしておらず、混乱している。
  • NATOには、モスクワを攻めようとする動きが一切ない。表向きの、あくまでこれはウクライナとロシアの戦争という一線は守っているため、傍観に徹している。
  • ウクライナとの戦争が始まってから西側メディアはプーチンがボケているとかロシアはすぐに物資が尽きて負けるとか言っているけれども、全くそんなことはなく、NATOに支援されているウクライナをロシアが終始圧倒している。

感想

 西側及び東側メディアの情報を、鵜呑みにしてはいけません。今なぜこれを流す必要があるか、この情報で誰が得するのか常に疑ってみるべきです。

 大山鳴動して鼠一匹の騒動、モスクワでは数匹見つかったかもしれないです。いや、この騒動でロシア国内での反乱分子を炙り出すテロ対策の大義ができたので、これから国内を捜索する体制が整ったと見るべきです。さらにプーチンの力はましたと考えます。https://www.yomiuri.co.jp/world/20230624-OYT1T50135/

ロイターより

 いかに優れた投資家であっても、経済情勢の理解には長けていても国際情勢および戦争については、かなりポイントのずれた見方をしている方々が多く見られました。とても残念ですね。