配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2023年6月(外国株・日本株)

 こんにちわ。はりきちです。ロシアでプリゴジンによるクーデター未遂が起きたり、パリで暴動が起きたりと大変な世界情勢になっていますね。このような混乱した状況ではりきちの株がどうなっているのか確認してみます。

株式資産推移

 先月に大幅なポートフォリオ改編を行ったおかげと円安の効果で、今月はよく伸びています。大台の1000万円も目前となりました。配当も税引き前で45万円/年と順調に育っています。

6月の取引状況

 PERとPBRの観点から見て割高気味となっている北米の公共株をすべて売却し、すべて高い配当利回りとなっているBTIへ振り分けました。8.5%は非常に大きな値です。これにより予定受け取り配当の大幅な増加となりました。

  • [買い付け銘柄] +JPY 330,012
    • British American Tobacco, BTI (Consumer staples):70
  • [売却銘柄] -JPY366,644
    • Duke Energy, DUK (Utilities):13
    • Southern Company, SO(Utilities): 10
    • Bell Canada Enterprises Inc., BCE(Computer and Technology): 15
  • 信用売建 -JPY 434,142
    • S&P500 為替ヘッジ有り, 2634:2000 

 信用売建からは目を逸らしたいですね()。

ポートフォリオの中身

 先月から続く銘柄入れ替えによって銘柄数と構成もかなり変わってきました。

 

まとめ

 配当利回りが高まってきました。

  • 残高:964万円(ドル円144.3、人民元円19.89、香港ドル円18.41で換算)
  • 予定年間受け取り配当:36.1万円(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
  • 配当利回り:3.75%(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)

おまけ

 FCOの米国債10年−2年金利差と高利回り債オプション調整後金利の相図です。面白いことになってきました。米国債10年金利と2年金利の差(の2年平均)は後1か月でマイナスとなりそうです。これが前回0近傍になったのは2000年(ドットコムバブル崩壊)と2007年(ベアスターンズ破綻)の頃です。何らかのショックをきっかけに株価の低迷がくるかもしれませんね。特に高利回り債の金利は引き続き注目していきます。