こんにちわ。はりきちです。4ヶ月ぶりの更新です。前回の記事での運用方針は下記の2つが要点です。
- スクリプトによって日本、中国、米国の9000以上の株に対して自動スクリーニングを実施することで銘柄選択の時間を圧縮
- 手軽に下落時に堅牢なポートフォリオを構成する
今回は、実際に構築したポートフォリオの途中経過をみてみます。
1. NCAVポートフォリオ
手法が通用するのか試験的に実施中のため、運用している資金は前回報告より少なくしています。現段階でTOPIXやS&P500などのインデックスには負けていますが、利益は出せています。※ここで電源開発はスクリーニング外の銘柄ですが、気に入っているのでポートフォリオに入れています。
中国株が割と検討しています。皆が見向きもしないところにベットするのは大切ですね。
2. 作成したスクリプトで得られるデータ
利用可能なデータのサンプルは下記です。9000以上の銘柄から指標を計算し、それらのランキングを作り、上位の銘柄をピックするだけです。最後の項目はディープバリュー投資入門という本に掲載されている指標です。
- Ticker: 銘柄コード
- mcap/NCAV: 時価総額/NCAVのレシオ※大きすぎる場合2と表示
- ROA: 総資産利益率
- Dividend_yield: 配当利回り
- A_Multiple: 買収者のマルチプル
ソースコードは、筆者の情報優位性を確保するために公開しませんが、ある程度のプログラミングスキルと株式投資の知識さえあれば皆さんにも作れるのでヒントのみ下記に書きます。
- Python3
- yfinance
今年後半までにNNWC式の計算にも対応させます。