この記事は、はりきちが考えた高配当ポートフォリオアイデアについての備忘録です。月に税引き後で10万円の配当をもらうとしたらどうしたらいいか適当に計算してみました。利回りを追求したお遊びです。
目次
条件
- はりきちがすでに保有している高配当利回り銘柄から選ぶ
- 税引き後の配当年間120万円
- 簡略化のため外国課税分を無視（外国分は外国税額控除が複雑なので）
- 一点集中は避けて10銘柄を上限に分散、セクターも分ける
- 為替110.00円/ドル
銘柄の選定
年間の配当を120万円もらうとして、10銘柄を選ぶとすれば1銘柄あたり12万円の配当を得ることを目指すことになります。この12万円を得るために各銘柄をいくら、何株買えばいいかを計算します。この記事ではまず５つの銘柄を選んでみます。
1.ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)
ADRのタバコ銘柄です。高配当利回りですがESG投資の観点からは敬遠され、株価は右肩下がり。BTIを買う場合、458株：192.2万円を取得することになります。
- 1株あたり年間配当2.98ドル・約327円、税引き後262円
- 12万円/262円＝458株
- 1株38ドル・4180円として4180×460= 192.2万円
2.ソフトバンク
ソフトバンクグループ傘下の携帯事業会社ですね。ソフトバンクを買う場合、1764株：264.6万円を取得することになります。
- 1株あたり年間配当86円税引き後68円
- 12万円/68円=1764株
- 1株1500円として264.6万円
3.AT&T(T)
ワーナーを買ったり、合併させたりと迷走中です。Tを買う場合、656株：198.4万円を取得することになります。
- 1株あたり年間配当2.08ドル・約229円、税引き後183円
- 12万円/183円＝656株
- 1株27.5ドル・3025円として3025×656= 198.4万円
4.ロイヤルダッチシェル(RDS.B)
オイルメジャーの雄、最近は飛行機も飛んでないしSDGsから逆風を受けています。RDS.Bを買う場合、916株：397万円を取得することになります。
- 1株あたり年間配当1.49ドル・約163円、税引き後131円
- 12万円/131円＝916株
- 1株39.4ドル・4334円として4334×916= 397.0万円
5. Ennis, Inc (EBF)
少なくともTwitterでは話題にされたことがないドマイナーの紙印刷業会社。EBFを買う場合、1364株：291万円を取得することになります。
- 1株あたり年間配当1.00ドル・約110円、税引き後88円
- 12万円/88円＝1364株
- 1株19.4ドル・2134円として2134×1364= 291万円
