配当で最低限度の生活維持を目指すためのポートフォリオ2022年9月(外国株・日本株):いつ暴落は来る?指数空売り

 ポートフォリオの爆損株が(恐らく)確定しました!!!今年も残すところ3ヶ月のところで、株式市場は終わりの始まりといったところですね。ポートフォリオはどうなっているでしょうか。

年間株式資産推移

 先月と比べると-5.4%(約43万円)の減少です。S&P500は先月比で-8.0%ほどです。

図1 株式資産年間推移
図2 年間配当推移(予定)

9月の取引状況

 買い付け銘柄は英国株2つと米国株1つです。それとは別に、今月は初めての試みとして、指数の空売りによる緩和策を検討しました。この含み益は資産合計には含めていません。計算すると、これによりマイナスを2%までに軽減していることになります。

  • [買い付け銘柄] +JPY 71,184
    • AT&T, T(Computer and Technology):5枚
    • National Grid, NGG(Utilities):5枚
    •  Glaxo Smith Kline, GSK(Medical):5枚
  • [売却銘柄]
    • なし
  • [信用売建]
    • NEXT FUNDS S&P500指数為替ヘッジあり, 2634:1500枚

 今のところ指数の空売りによる含み損の緩和策は成功しているようです。はりきちは、経済物理的手法の第一人者であるSornett氏が研究していた米国債利回りスプレッドと高利回り債の利回りの相図と、景気の関係から空売りのタイミングを図っていました(詳細はこちらの記事)。試みは成功しています。(少し前に為替ヘッジなしを売って7万円ほど損しています。空売りは難しいです。)

図3 指数売建ポジション
図4 米国債利回りスプレッドと高利回り債利回りの関係

外国株式・日本株式ポートフォリオ(資産割合)

 相変わらずBTIがトップです。イングランド銀行の緊急策によってポンドが大混乱に陥っていますので、英国関連は下げているようにも見えるのですが、BTIはまだ強い方だと思います。Tは見放されているようです。INTCとBABAは目も当てられない問題児になっていますが、ここから買い増していこうか悩みます。

図5 外国株式ポートフォリオに占める各セクターの割合。
図6 外国株式ポートフォリオに占める各銘柄の割合。

国内株は電源開発とJTが強いです。安定しています。

図7 国内株式ポートフォリオに占める各セクターの割合。分類名はREITを除きTOPIX17に従う
図8 国内株式ポートフォリオに占める各銘柄の割合。
図9 外国株式ポートフォリオの配当に占める各セクターの割合。
図10 外国株式ポートフォリオの配当に占める各銘柄の割合。
図11 国内株式ポートフォリオの配当に占める各セクターの割合。
図12 国内株式ポートフォリオの配当に占める各銘柄の割合。
表1 保有株式(外国株式)
表2 保有株式(国内株式)
表3 保有株式(中国上海A株式)
表4 保有株式(香港株式)

まとめ

 空売り1500枚は維持したままで、今月から株の買い付けを再開します。ただし、銘柄は入念な準備の上、選択していきます。

  • 残高:761.2万円(ドル円144.29、人民元円20.34、香港ドル円18.39で換算)
  • 予定年間受け取り配当:30.8万円(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)
  • 配当利回り:4.0%(税引き後、ただし国内課税分のみ計算)